矯正器具(ブラケットなど)が外れる原因
2021/11/12
皆さん、こんにちは。
いつもブログを見ていただきありがとうございます。
少しでも、皆さんの矯正歯科に対する疑問にお答えできるよう、定期的にブログをアップしていきます。
引き続きよろしくお願いいたします。
矯正治療を経験された方で、下記のようなアクシデントを経験されたことがある方もいらっしゃると思います。
・何かのきっかけで矯正器具が外れた
・ワイヤーがチクチクする
・ワイヤーを止めているゴムや細いワイヤーがチクチクする
歯列矯正の一般的な矯正装置として、ブラケットとワイヤーを使った治療方法があります。
歯の表面や裏側に『ブラケット』という装置をつけて、ワイヤーの力で歯を動かす方法です。
しかし、この治療期間に何らかのトラブルによってブラケットやワイヤーが外れてしまうことがあります。
どなたにも起こりうることではありますが、外れてしまう原因や注意すべきことを今回は、ご紹介していきたいと思います。
◎装置が外れる原因『固い食べ物』
固い食べ物を噛むと歯や矯正器具に強い力がかかり、その衝撃で器具が外れたり、破損したりする可能性があります。また、前歯でステーキなどの肉を嚙み切ったり無理やり噛んだりすると外れてしまう可能性があるので、大きいものは小さくして食べる{お上品に食べ物を召し上がる}などの対策を行いましょう。
例:せんべい、芋けんぴ、アメ、氷、フランスパン、ビーフジャーキー、根菜類など
◎装置が外れる原因『粘着力のある食べ物』
粘着力がある食べ物は、歯と矯正器具にくっつき、取り除くのに時間がかかります。その時に、装置が歪み、外れるなどのアクシデントにつながる可能性があります。
例:キャラメル、ハイチュウ、ガム、餅
お餅に関しては、一口サイズに切ってから、食べるようにしてください。
◎装置が外れる原因『舌や指で無意識に触っている』
矯正器具を装着すると、気になって無意識のうちに触ってしまう方がいます。毎日少しずつでも押していると、ワイヤーがたわみ変形したり、ずれてしまうことがあります。基本的に、触らないようにしてください。
◎装置が外れる原因『被せ物の歯がある方』
銀歯や、セラミックなどの詰め物、被せ物に接着した矯正器具は外れやすいです。矯正器具をつける際は、銀歯やセラミックなど専用の薬液で表面を処理して接着を試みていますが外れてしまう方もいらっしゃいます。何度も外れてしまう場合は、治療の進行が遅れてしまうため、バンド(歯のリングのようなもの)を使用したりして対処していきます。
◎装置が外れる原因
『かみ合わせが深い、噛む力が強い、歯ぎしり、食いしばり』
◎装置が外れる原因『歯に矯正器具を装着するための十分な接着面積がない』
小学生や、中学生の頃はまだ完全に永久歯が萌出していないことがあります。また、歯ぎしりなどが原因で歯の摩耗が著しい方もいらっしゃいます。このように、矯正器具をつける歯の接着面積が小さい方は矯正器具装着も難しく、接着力も弱い傾向にあります。
矯正装置が外れてしまうことは、いろいろな原因はありますが、一定数の患者さんに起こりえることです。
何か矯正器具や口腔内でトラブルが起こった場合は、まずはかかりつけの歯科医院にご相談してください。
矯正装置が外れたままだと、治療期間が長引くだけでなく、飛び出したワイヤーで口腔内が傷つくこともあるため、早めの処置が必要です。
当院では、患者様一人ひとりに本当に必要な矯正治療をお届けするため、患者様の目線に立った治療を心がけております。美しい歯並びと健康な歯の機能のためには、継続的な通院と日々のケアが大切です。すべての患者様との信頼関係を育むことを目指します。
矯正の種類、料金、治療期間などご質問あれば矯正初診相談は無料で行っていますので、
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