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指しゃぶりの歯並びへの影響は?

指しゃぶりの歯並びへの影響は?

2021/10/26


指しゃぶりをしている赤ちゃんの姿はかわいいですよね。

しかし、指しゃぶりをずっとしていると歯並びに影響を及ぼすことがあります。

 

いつごろまで指しゃぶりをさせてよいのかとご心配の保護者の方も多いと思います。

 

そこで今回は、指しゃぶりをする理由と指しゃぶりによる歯並びへの影響などについてお伝えします。

 

 

指しゃぶりをする理由

指しゃぶりは実はお母さんのおなかの中にいる胎児期からしています。

生まれた後に授乳するため、胎生32週ごろから指を吸いながら羊水を飲む練習をしていると考えられています。

 

生後4か月ごろまでは赤ちゃんの口元に触れると、その方向に口をあけます。そして、口に入ったものを唇と舌で吸います。

これは、「吸てつ反射」と言って、お口のまわりに触れたものに吸い付く、生まれながらにして持つ反射運動が認められます。

 

5ヶ月頃から物を握れるようになると、自分の手や指をなめるだけではなく、おもちゃや衣服をなめたりしゃぶったりして形や味を確かめるようになります。

 

1歳になると遊びや興味の幅が広がります。本や積み木など手を使用して遊ぶようになり指しゃぶりの時間が減少します。

しかし、眠たいときや不安や緊張している時に指しゃぶりをすることで気持ちのコントロールをしています。

 

3歳をすぎると他のものに興味をもったり、幼稚園や保育園などで友達と遊ぶようになると、指しゃぶりは自然に減少する傾向にあります。

 

4歳以上になっても指しゃぶりをしているお子さまは、指しゃぶりをすることで安心したり、指しゃぶりが癖になっていたり、精神的な影響も考えられます。

 

 

指しゃぶりによる歯並びへの影響

歯並びはお口の周りの筋肉(唇や頬と舌)の力が均衡するところに並んできます。

指しゃぶりをすることで、上の歯は上前方に押され、下の歯は下後方に押されます。そのため、奥歯を閉じても前歯が噛み合わない「開咬」や、前歯が突き出した「出っ歯」になるおそれがあります。

また、指を強く吸引していると頬っぺたによって奥歯が内側に押されます。そのため、歯列の幅が狭くなり、歯並びがデコボコになるリスクが高まります。

 

 

指しゃぶりはいつまで大丈夫?

3歳ぐらいまでは子どもの成長を見つつあまり神経質にならずに見守ってあげましょう。

お子さんが3~4歳を過ぎても長時間指しゃぶりをしている場合は、ムリにやめさせるのではなく、スキンシップをたくさん取り、優しくいいきかせてやめる方向にもっていくとよいでしょう。

4歳を過ぎても指しゃぶりの回数が減らず習慣化している場合は、一度小児科や臨床心理士などにご相談されてみてはいかがでしょうか。

 

 

指しゃぶりをやめさせる方法

1.なぜ指しゃぶりをしてはいけないか伝える

「指しゃぶりをするとばい菌がお口にはいって、風邪をひいちゃうよ」「お外で遊んだ手にはばい菌がいっぱいついているよ」などと説明をし、お子さま本人の意思で指しゃぶりをやめるようように促します。

また、「指しゃぶりをすると出っ歯になって、ごはんがおいしく食べれなくなっちゃうよ」と説明することも効果的です。

 

2.寝る前には手をつなぐ

眠くなった時に指しゃぶりをするお子さまは、安心するためにしていることが多いです。そのため、寝る前にお母様が手をつないで添い寝してあげることで安心して眠りにつくことができます。

 

3.好きなキャラクターの絆創膏を貼る

お子さまの好きなキャラクターの絆創膏を自分で選ばせて、それを指に貼ることも効果があります。子どもの気持ちに働きかけることが成功の秘訣です。

 

4.心の不安を解消してあげる

指しゃぶりが精神的な不安を解消するために行っている場合は、その原因を取り除いてあげる必要があります。親子のコミュニケーションを十分にとることにより、精神的に満足させてあげることが有効的です。

 

5.指しゃぶり防止用のグッズなどの使用

指しゃぶり防止用のグッズとして、「マニキュアタイプ」「クリームタイプ」「手袋」「指キャップ」などが販売されています。お口に入るものですので、安全面に配慮されている商品を選ぶようにしましょう。また、これらのグッズは赤ちゃんの頃から使用するものではありません。4歳以降に必要な方は検討してみてください。

 

 

 

まとめ

今回は赤ちゃんの指しゃぶりについて、その意味や悪影響などを紹介しました。赤ちゃんの指しゃぶりは成長の過程で必要な場合もあるため、3歳ごろに自然にやめてくれるのを待つのが良いでしょう。小さいうちから厳しく叱りつけてやめさせる必要はありません。

ただ、長期の指しゃぶりは滑舌や歯並びに影響するため、指しゃぶりのタイミングや頻度などをよく観察して、自然にやめさせる方向に導いてあげましょう。

 

 

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